家電

2011年7月28日木曜日

冷蔵庫 節電効果へ高いニーズ

 東日本大震災や政府などの節電要請に伴い、冷蔵庫の買い替えで、どれだけ節電効果があるのかというニーズが高まっています。例えば、1位の三菱の冷蔵庫で10年前と現在の機種を比べると、年間電気料は約1万3860円お得です。

 1位の製品の最大の特徴は冷凍機能の充実です。急速冷凍は60度ぐらいの温かさの食材を入れるのが主流ですが、80度の食材まで対応しています。食材の細胞を壊さずに冷凍したり、自動製氷機の水の通り口を取り外して洗うことができたりと、おいしさと清潔さを保ちながらの保存も可能です。

 2位の冷蔵庫はモーターを冷蔵室の上部に置くことで、冷凍室と野菜室の開き具合が良く、すっきりと中が見え、整理しやすくなっています。自動で省エネができる「エコナビ」機能も特徴です。3位は除菌消臭力に優れ、冷蔵室の段の高さ調整が簡単にできます。

 4位の冷蔵庫は野菜室が真ん中で、野菜室を頻繁に使う方が中の食材を取り出しやすいつくりとなっています。5位は真空状態で食材を保存し、長持ちさせる「真空チルドルーム」が最大の特徴です。

 冷蔵庫を選ぶにあたっては、生で食べることが多く、連鎖して腐りやすい野菜を保存する野菜室を重視することをお勧めします。メーカーによって、野菜室を密閉状態にしたり湿った冷気を出したりと、乾燥の防ぎ方は異なっていますので、用途に応じて選ぶといいでしょう。(ビックカメラ有楽町店家電コーナー担当 高梨洋一)

【ベスト3】




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