「SR-SX2」シリーズは、昨年6月に発売した「SR-SX1」シリーズの後継モデル。新技術「大火力おどり炊き」の採用が大きな特徴だ。同技術のポイントになっているのが新形状の「ダイヤモンド竃釜(かまどがま)」。
「SR-SX2」シリーズのダイヤモンド竃釜は、従来よりも底面が角ばった形状を採用しており、内側の底部分にはディンプル加工が施されている。この内釜の効果に加えて、底面のIHコイルを内側と外側で高速に切り換えることで、強力な泡の対流を発生させるというのが大火力おどり炊きだ。これにより、従来モデルよりも炊き上がった米のサイズが10%アップし、よりふっくらとした仕上がりを実現。さらにごはんの甘みも約17%増えている。
もちろん従来より搭載されている200度の高温スチームによる追い炊き機能も継承されており、ふっくらしているだけでなく張りとツヤのある炊き上がりを実現する。
また、Android OS搭載のスマートフォンへの対応も新たな特徴だ。スマートフォンからクラウドサーバー上にあるレシピを選ぶことで、そのレシピに合った炊飯設定が行うことが可能だ。アプリは、製品の発売時期に合わせて同社より提供される。スマートフォンと炊飯器の間の通信はNFCの仕組みを利用。そのため、対応するスマートフォンはFelica対応のものに限られる。
本体サイズは、SR-SX102がW265×D329×H231mm、SR-SX182がW291×D355×H263mm。重量はSR-SX102が6.2kgで、SR-SX182が7.4kgとなっている。消費電力はSR-SX102が1,210W、SR-SX182が1,400Wだ。
下位モデルも同時発表 - 「ナイトカラー」シリーズも
また、「SR-SX2」シリーズと同時に、「SR-SA2」「SR-SB2」「SR-HX2」「SR-HB2」シリーズも発表している。発売は「SR-SX2」シリーズ同様に6月1日だ。
「SR-SA2」シリーズは、「SR-SX2」シリーズからスマートフォンとの連携機能を省き、内釜を従来形状のダイヤモンド竈釜としたモデル。昨年の「SR-SX1」シリーズとほぼ同機能だ。「SR-SB2」シリーズは、スチームの温度を130度に下げたモデルだ。
「SR-HX2」シリーズと「SR-HB2」シリーズはスチーム機能が省かれたモデル。「SR-HX2」シリーズは「5段全面IH」と「遠赤ダイヤモンドふた加熱板」が採用されており、「SR-HB2」シリーズは「4段全面IH」が採用されている。
価格はいずれもオープンで、推定市場価格は、SR-SA102(5.5合炊き)が75,000円前後、SR-SA182(1升炊き)が78,000円前後、SR-SB102(5.5合炊き)が55,000円前後、SR-SB182(1升炊き)が58,000円前後、SR-HX102(5.5合炊き)が45,000円前後、SR-HX182(1升炊き)が48,000円前後、SR-HB102(5.5合炊き)が33,000円前後、SR-HB182(1升炊き)が36,000円前後。
なお、「SR-HB2」シリーズには「ナイトカラー」シリーズのモデル「SR-HB102-CK」(5.5合炊き)と「SR-HB182-CK」(1升炊き)も用意される。発売日、価格は通常モデルと同一だ。
Panasonic スチームIHジャー炊飯器 ルージュブラック SR-SX101-RK 新品価格 |
Panasonic スチームIHジャー炊飯器 ノーブルシャンパン SR-SK102-N 新品価格 |
0 件のコメント:
コメントを投稿